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セリアナノ粒子の高圧下でのイオン伝導性に関する論文がJournal of Electroceramicsに掲載

粒径数ナノメートルのセリウム酸化物(セリアナノ粒子)の構造と数GPaの高圧下でのin-situ電気伝導性を評価しました。従来、高い酸化物イオン伝導性を有するセリアをナノ粒子化すると、空間電荷効果により界面近傍で電子伝導性が指数関数的に向上することは広く知られていました。今回の研究では、6万気圧(6 GPa)の高圧を利用することにより、そのセリアナノ粒子の粒径を10 nm以下に維持したまま90%を超える相対密度を得ることに成功し、さらに6 GPaの高圧下ではイオン伝導性の向上が確認されました。掲載論文は以下のサイトでご覧頂けます。

http://dx.doi.org/10.1007/s10832-008-9432-3