結晶中の平行でない2つの面、例えばとは必ず交わります。その面と面の交線が方向を向いているとき、その交線を晶帯軸と呼びます(図2.6)。このとき、これらの面は晶帯に属すると言われます。晶帯軸は必ずその晶帯に属する面の法線と直交するので、面指数と晶帯軸にはの関係が成立します。これはワイスの晶帯則と呼ばれます。