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時間tに対して、周期
を有する関数x(t)は、次のフーリエ級数展開により三角関数の線形結合として表現できる。
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(4.1) |
ここで、
は周期
より求まる基本周波数
と次の関係をもつ基本角周波数である。
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(4.2) |
式(4.1)より明らかなように、フーリエ級数展開では基本角周波数
の整数倍の角周波数
を有する三角関数を適切な係数
、
を用いて重ね合わせることにより対象の周期関数を表現できる。ここに、係数
、
は
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(4.3) |
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(4.4) |
により求められる。
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2010-12-09