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2012 MRS Fall Meeting in Boston (益満)

2012 Materials Reserch Society Fall Meeting&Exhibitにて、ポスター発表を行ってきました。今回はその報告をします。

MRSは、春には西海岸(サンフランシスコ)・秋には東海岸(ボストン)で開催される、材料の非常に幅広い分野に関する米国材料学会です。
今年は2012年11月25から30日にかけてボストンで開かれ、高村先生・D1の白さんと共に3人で参加してきました。

会場にて記念撮影

自分自身にとっては高校生のときに北京に行って以来2度目の海外であることやボストンの厳しい寒さ、さらに日本との時差14時間に若干の不安はあったものの、本当にあっという間に6日間が過ぎていきました。
その6日間を簡単に振り返ってみます。

学会初日:会場がデカい!ホテルと学会会場が渡り廊下で連結されており、外に出る必要もなく、とても便利な立地です。自分のポスターセッションは明日なので興味のあるシンポジウムの講演を聞いていました。
(夕食はクラムチャウダー&オイスター。有名なお店らしく、それはそれはおいしかった!)
2日目:いよいよポスター発表当日!ポスター発表は夜8時〜11時までの長丁場。ビールやワインを片手に非常に気軽な雰囲気で行われました。が!当然、至る所で議論もしっかり行われていました。自分のブースには同様の研究をしている方々がたくさん見に来てくれ、また多くのアドバイスを頂くことができ、本当に貴重な時間となりました。
(改めて英語の重要性を感じました。)

個性豊かなポスターがありました

3日目:午前中に白さんと高村先生のオーラル発表です。白さんの発表は堂々としていてとても格好よかったです。先生は質疑応答はもちろん、発表後にも多くの方と議論されていました。
午後にHarvard大学観光へ。キャンパスには緑が多く、赤煉瓦の建物、中世にタイムスリップしたかのような古風な教会…などなど、とにかくオシャレな佇まい。かわいいリスもいました♪

学生にもどこか余裕の雰囲気が…


こんな感じでたくさんいました

打ち上げとして3人で夕食へ。念願のロブスター!

ロブスターくん

4日目:学会の聴講後にレッドソックスの本拠地Fenway Parkへ。メジャー最古の球場らしいです。

フェンウェイパーク


夕食はダウンタウンで!

そして5日目の早朝にホテルを出発し、デトロイト経由で一路日本へと帰ってきました。

今回、国際学会に参加してみて、自分の研究を一度まとめて外に発表することの重要性を痛感しました(自分の研究がいかにホットで最先端のことであるか、世界中で取り組まれていることなのか!)。
また、ポスター賞をもらうことができたのですが、名前が発表されたときにその場に居なかった上に、証明書もなく、賞金の$50もまだ届いていないので、本当に受賞したのか未だ不安です(笑)。しかし、研究へのモチベーションが上がったことは言うまでもありません。
MRSで勉強したことを修論に活かせるよう、残りの時間を過ごしていきたいと思います。