第11回固体イオニクスセミナー@伊豆熱川 (by 目崎)
8/30(日)〜9/1(火)、静岡県伊豆熱川にて開催された第11回固体イオニクスセミナーに参加してきました!
白熱、いや激熱した議論が交わされることで知られるこのセミナーですが、今回も期待通りの展開に。。。予定時間など関係なく、議論議論議論…最高ですね。
そして伊豆熱川といえば温泉(「熱川」という地名は"熱い湯が湧き出る"ということに由来するらしい)…これまた最高ですね。
セミナー会場からの見晴らしの良さに思わずにやける
僕の研究は、一言でいえば"新しい材料を生み出す"。しかも、そのために使うのは"何万気圧もの超高圧力"。聞きに来てくれた方々に「これはおもしろい!」と唸らせるだけの説明はできた、と、自分に言い聞かせています。はい、言い聞かせています(小声)
ちなみに休憩時間、かの有名なバナナワニ園を訪れ、動植物たちに癒されて参りました。ちなみに、最も心奪われたのはマナティ…人参を貪り食う姿がアホっぽくて…←ワニではない
ワニを接写
バナナワニ園を堪能した僕(右上)と他大学の方々
今回で3回目の参加でしたが、ほんっとーーーに学べることの多い、最強のセミナーです。
痛感したのは、固体電子論(バンド理論、分子軌道法、HOMO・LUMO、etc.)的な知識のなさ…イオニクスに関する議論をするには欠かせないのに、その上辺しか理解していない…というわけで、この本の購入を決意。
「固体の電子構造と化学」(1989/3, P. A. Cox著)
化学屋・材料屋の視点から電子構造の説明を試みたという超名著、だそうです。
情報提供してくださった京都大のM先輩に感謝。。。
来年のセミナーまでには電子構造マスターへと進化し、更なる議論に耐えられるようになりたい…では、買ってきます(^^)
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