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11/24,25 電気化学会東北支部 東北若手の会@秋保 (M2小林)

M2の小林です。
11月24、25日に開かれた平成29年度電気化学会 産官学フォーラム第48回セミコンファレンス第30回東北若手の会に高村研からはM2、M1の4名で参加させていただきました。

24日の金曜日の13時から受付を行い、産官学フォーラムの講演を聞きました。
企業の方、研究所の方、大学の方と違った観点から電気化学に絡んだお話をしていただきました。
水素を利用したエネルギー問題への対策や固体酸化物形燃料電池、リチウムイオン電池に関する講演であり、研究室になじみ深い内容であったので非常に勉強になりました。
個人的には東北大多元研の河村先生のMRIを用いた充放電の解析や電池材料のバンドアライメントのお話が新鮮であり、とても興味深かったです。

その後、バスにより移動し秋保リゾートホテルクレセントにて美味しい食事をいただき、ポスターセッションの時間がやってまいりました。

熱心に説明する川森
会場全体で活発な議論がなされ、あっという間に時間は過ぎていきました。
私は特に山形大学の立花先生に熱心に聞いていただき、発表時間を超えて様々なご指摘やご助言をいただきました。さらに発表時間外の質問にも親身に答えていただき非常に勉強になりました。この場を借りて感謝申し上げます。

この日の最後に若手講演会が行われました。この若手の会は「本当に電気化学"わかってんのかい"」という意味が込められており毎年ルール無用の白熱した議論が飛び交うそうです。今年も白熱した議論が交わされ22時終了予定が終わってもみれば22時40分と活気ある議論がなされました。しかし、時間の長さは全く気にならず、講演内容の面白さや質問の鋭さなど最後まで興味深く聞くことができました。

次の日の午前のセミコンファレンスは2人の先生からの講演でした。材料の面白さやその可能性、将来性についてお話を伺うことができ大変興味深い内容でした。

今回初めて学会に参加させていただき、材料の研究の奥深さや面白さを実感するとともに自分の勉強不足も痛感しました。残り短い研究生活の中でより一層研究に打ち込み、後悔のない研究生活を送ろうと思います。

最後に学会に参加させてくださった高村先生に感謝申し上げます。