The 13th International Symposium on Solid Oxide Fuel Cells (SOFC-13) (白)

SOFC-13_openning

10.6~10.11沖縄で開かれた第13回固体酸化物型燃料電池国際会議に参加してきました。学会期間中台風24号が通っていきましたが、無事に学会を楽しんできました。
このSOFC-13という学会は他の学会に比べ会社からの参加者が多く、実際に製造に向けた研究の報告も数多くあり、SOFC実用化へ向けた現情報が得られたチャンスとなりました。例えば、我々の研究室ではSOFCの新しいマテリアルの開発およびその特性を知る研究を主に行いますが、会社からの発表には、良く知られている材料のdurabilityおよびstabilityなどを詳しく調べたり、セルを製造する際により低コストで作製できる方法などの研究が多かったです。
最初の基調講演ではアメリカ、日本およびヨロッパーのそれぞれのSOFCの研究計画を発表するつもりでしたが、その時アメリカ連邦政府がシャットダウンしていたため、アメリカからの発表がキャンセルとなったこともありました。

SOFC-13_Doohyun Baek

自分はナノPrBaCo2O5+δでコーティングされたBi0.5Sr0.5Fe03-δペロブスカイト型酸化物の電極の作製および特性というタイトルでポスター発表を行ってきました。質問者との議論しながらこれからこうしてみればいいなというアイディアももらいましたし、ある先生からはapproachが面白いと褒め言葉ももらいまして嬉しかったです。
今回の会議は、電極特性を調べる上にこれからどのような方法で活かしていくかまたどの研究が面白い研究であるかについてもう一度考えられた、非常に役に立った機会となりました。これらの思いを活かして、これから残った時間にかっこいい研究をやっていきたいと思いました。

おまけに沖縄にしかないBlue sealサトウキビ味アイスの写真です。

Blue Seal