Petite Workshop 2015 @ニセコ
学会関係の記事が増えましたが、この記事もそんななかのひとつ...
9/5から9/8まで、北海道はニセコ町でPetite Workshop 2015が開催され、わたくしはお手伝いとして参加してきました。
聞いたところによると、この学会...というか研究会はイオニクス学会のとても著名な先生方が集まる会合らしく、秘密結社のようなものかと勝手にイメージしてビクビクしておりました。
発表のリストを見ると有名な論文で見る名前がそこかしこに(°_°)
そして発表者の肩書はProf.やDr.ばかりで、学生の発表がほぼないという点で普通の学会と大きく異なっていました。
最先端の面白い研究の話をこんなにも聞くことができるチャンスはないので、期待を胸に北海道へ。
ニセコまでどうやって行くか皆さんご存知でしょうか??
今回は新千歳空港からバスに乗ったのですが、これがなんと3時間弱もかかるんです!
電車だと小樽まで一回出ないといけないという遠回りを強いられる上に、電車の本数が....
北海道のスケール感に圧倒されます。
そのため、初日は移動のみ。空港で海外から来られる先生方と合流して移動します。
(とても気さくそうな人ばかりでひと安心。)
晴れ!大自然!(この時、何人かの先生方はすでに缶ビールでプシュッと始めているわけで...)
翌日からは発表セッションがスタート。
最初のセッションでは初めて座長を務め、とてもいい経験になりました。
発表はどれも思っていた以上に丁寧でわかりやすく、夢中で聞いてメモを取りました。
午後からはエクスカーションでニセコアンヌプリへの登山。
え、エクスカーションってこんなガチなんですか....
予想以上の悪路とハードな勾配でした。
北海道らしい景色。
辛くても周りの景色や足元を見ると心が和みます。
いい赤。
最後尾からだったため山頂での記念撮影に遅れてしまい、登頂後すぐに下山しました(T_T)
登頂記念。
その日の夜の飲み会ではみなさん盛り上がって歌ったり(Petite恒例らしい)。
Yoo先生が盛り上げてみんなも巻き込みます。
セッション2日目は朝から夜まで発表が続きましたが、どれも興味深かったです。
特に、界面での電荷の移動や欠陥についてはとても勉強になりました。
研究についてはもちろんですが、今回の研究会ではイオニクスの先生方の気さくさと温かさ、イオニクス分野全体に対する熱い思いがとても印象的でした。
Petite Workshopはひとつの家族みたいだと、お手伝い参加の部外者ながら思いました。
秘密結社などではなかったのです!
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