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2025 電気化学秋季大会 (宇那木)

こんにちは、M2の宇那木です。

9/4,5に開催された電気化学秋季大会に参加してきました。今回は、鳥取での開催であり、中国地方へは一度も行ったことがなかったので、とても楽しみにしていました。また、鳥取は「名探偵コナン」の作者である青山剛昌先生の出身地ということもあり、街全体がコナン一色であり、学会でもコナンの非売品の缶バッジが配布されるなどコナンファンとしては最高でした。

2025電気化学秋季大会@鳥取大学に参加しました!

お久しぶりです。M1の佐藤です!
9月4日および5日に鳥取大学で開催されました、2025電気化学秋季大会に参加いたしました。私にとっては初の学会発表でした。

 

私の発表時間は、なんと初日の最初のセッションでした。トップバッターで非常に緊張していましたが、直前まで発表準備に集中することができたので、自信を持って口頭発表に臨めました。

発表内容が材料の製造法に関するものであったため、企業や法人の方々からも興味を持っていただき、大変ありがたいことに質疑の時間一杯までご質問を頂戴いたしました。質問意図を充分に理解できず、適切に解答できなかったものも一部ありましたが、非常に有意義な発表時間でした。

【論文掲載】プロトン伝導性セラミックスを低温で緻密に焼結できる機構を解明 (M2 宇那木)

このたび、自身の研究成果が英国王立化学会の学術誌 Journal of Materials Chemistry Aに掲載されました。

内容は、次世代燃料電池や水素製造デバイス材料として注目されるBa-Zr系プロトン伝導体に焼結助剤としてCuOを数%添加するだけでその焼結温度が1000ºC程度まで低下する機構を解明した、というものです。

これにより、難焼結性の固体酸化物セルの製造コスト低減が期待されます。

 図1. CuO添加BaZrO3系プロトン伝導体の焼結メカニズムの模式図

【論文情報】

2025東北イオニクス研究会合同ゼミ

初めまして。B4の丸山です。

8/21に東北イオニクス研究会の合同ゼミが開催されました。今年はるつぼホールでの半日開催で、コンパクトでしたが実りのある会でした。

内容は、内山先生、山崎先生からの研究や進路に関するご講演、学生講演、ポスター発表です。普段あまり関わらない他の研究室の研究内容に触れることができ、新鮮に楽しむことができました。

個人的には、他の研究室のB4と話したり、他の研究室の教授と趣味の話をしたり、人間関係が広がる良い機会となりました。

第19回固体イオニクスセミナー@松島に参加しました!

お久しぶりです。M2の上山です。8/5~7に松島の大松荘で開催された第19回固体イオニクスセミナーでポスター発表してきました。

この学会はその名のとおり、全固体電池をはじめとした固体イオニクスにフォーカスした会でした。私の研究室では行っていない硫化物系のリチウム全固体電池やナトリウム電池の話をポスターセッション、招待・特別講演や若手依頼講演で聞くことができ、視野を広げることができました。また、招待・特別講演は海外から多くの先生方をお呼びしており、私がこれまでに参加した学会とはかなり毛色が異なりました。自分が特に興味を持ったのはEmpaの朝倉亮先生のお話です。私が研究室で扱っている水素化物系固体電解質のオフセットでの分解電位をカーボン添加によって調べたり、より酸化した材料の安定性についてお話くださいました。私が実験の時に固体電解質を使う時にもカーボンを添加して使用するので、朝倉先生の分解電位の論文は以前から参考にしていました。今回、実際にお話を聞けて理解が深まったと思うので、もう一度論文を読み返して勉強させていただきます。

院試とんかつ2025

はじめまして。B4の安田恒輝です。

7月16日に ”院試とんかつ” が行われました。
院試とんかつは、4年生の院試合格を祈願して、みんなでとんかつを食べる恒例イベントです。

今年は、串カツ食べ放題のお店に行きました。ということは、今年は、 ”院試くしかつ” ですね~!
野菜や肉、海鮮系はもちろん、餃子やだし巻き卵など変わった種類の串カツまであって、その種類の豊富さに驚きました。

みんなであれこれ試しているうちに、気付いたらおなかがはち切れそうなくらいお腹いっぱいになりました。


 

国際学会 DSL2025@ナポリに参加しました!!(岡崎)

こんにちは、M2の岡崎です!6/23〜6/27にイタリア/ナポリで開催された、国際学会DSL2025(Diffusion in solids and liquids)で口頭発表してきました!

DSLは拡散にまつわる学会で、4つの部屋でパラレルに行われていました。マニアックな学会のようで、拡散が起こる対象物質は金属、セラミックス、液体など多岐に渡っており、実験方法から産業応用に焦点を当てたセッションまで非常に幅広かったです。私は固体内拡散のセッションに参加しました。

発表者は固体イオニクスのそうそうたる顔ぶれで、ほぼ全員がinvitedの先生方です。口頭発表セッションに学生はおそらく2人しかおらず、また最終日の最後から2番目に私の発表があったのでずっと気が張っていました。ですが、想像よりこじんまりした部屋であったことや座長の先生が醸し出してくださった温かくアットホームな雰囲気のおかげで、いつも通りに発表することができました。それだけでも、昨年ハワイでの口頭発表で、ガチガチに緊張し一睡もできなかったときから成長したと思います。私の発表前にKISTのLee先生が私と全く同じ材料系をテーマに話されていたので、その内容を受けて臨機応変に発表内容を少し言い換えたりする余裕がありました。

 

2025年固体電気化学実験法入門セミナー(岡崎)

こんにちは!M2の岡崎です。

報告が遅くなってしまいましたが、6/13(金)に行われた固体電気化学実験法入門セミナーに参加させていただきました。

 

セミナーで特に印象に残っているのは、雨澤先生の"拡散"に関するご講演です。固体イオニクスという分野に属していると、固体における拡散は当たり前に起こるように感じます。ですが改めて考えてみると、濃度勾配のない固体の中をイオンが拡散するには、よほど動きたいというきっかけがないと厳しいですよね、、そのような疑問に対し、雨澤先生は拡散の言葉の定義から、化学ポテンシャル勾配の導入に至るまで深く教えてくださいました。中でも勉強になったのは、材料の組成が僅かに変わる(=酸素量が変わる)ことで拡散の駆動力となる化学ポテンシャルが大きく変化することです。私自身そのような酸素不定比性をもつ酸化物を研究対象としているので、ごく僅かな酸素量の変化が桁違いの化学ポテンシャル変化を引き起こすことは心に留めておく必要があると感じました。また、研究のヒントも得られました!電池の固体電解質として使われる部分安定化ジルコニアにおいても、組成を僅かに変えている理由を深く理解できたと思います。

野球大会⚾

初めまして、B4の玉井です。

投稿が遅くなってしまいましたが、毎年恒例の野球大会が終わったので、ブログを書きたいと思います。

今年の野球大会はなんと予選から強豪と噂の成田研と同じリーグに!

しかし、前回準優勝のプライドをかけて、今年も予選リーグを1位で突破したいところです!

↓成田研との試合に向けて練習中

↓高村先生も練習に来てくださりました!