ストックホルムインターンシップ(寛郎)
大変遅くなりました。
6月12~26日、GCOE主催のストックホルムインターンシップに参加し、
王立工科大学(KTH)、ストックホルム大学訪問、Baltic Boad Conference(BBC)
における口頭発表、Europian Ceramic Societyにおけるポスター発表を
行ったので、報告します。
両大学ともに、材料そのものの開発というよりは、
作製プロセスの最適化や装置そのものの開発(自作も含め)に力を入れているようです。
装置を使うのにライセンスを取得する必要があるそうで、上記の校風ということもあり、
技術の向上や原理の深い理解度など、見習うべき点が多々感じられました。
また、大学発の産業開発についての講義も聴講でき、非常に有意義な機会となりました。
BBCでは、昨年のMRS以来となる英語での口頭発表を行いました。
MRSにおいては、何が何やらわからないうちに撃沈してしまい悔しい思いをしたものですが、
そのかいもあってか、今回は発表、質疑応答ともに上手く対応できたのではないかと、
自負しています。
BBC 口頭発表
さらに身に余ることではありますが、(オーラル賞)の1st prizeを受賞することができました。
BBC best presentation award
ECerSでは、ポスター発表を行い、イオンのキャリアや伝導度についての議論を交わし、
研究の進め方、論文の構成についての指導をいただきました。
また、りん酸鉄リチウムを用いた新型リチウムイオン電池についての講演を聴講でき、
今後のよい指針になりました。
ECerSXII ポスター
このインターンシップから帰ってきて以来、急激に英語力が落ちているので、
もう少し勉強しなければ、と思っている今日この頃です。
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