MIT留学を振り返って
MITから戻って早くも一ヶ月以上が過ぎました。
今では自分がケンブリッジで暮らしていたことが信じられないほど、完全に日本での生活に染まっていますが、時々いろいろなことが思い出されて懐かしい気持ちになったりします。
Part3の時点ではPart4も書く気でいたのですが、忙しさにかまけて書けていませんでした...ので、ここでは留学のことを振り返ってみたいと思います。
帰国してすぐ修士論文の発表があったため、留学の終盤は発表の準備とMITでの実験を終わらせることの両方でものすごく忙しい日々でした。
結局、帰る前日の夜までかけて実験を終わらせ、ある程度のめどをつけて帰国することができました。
本当はもっと進められれば良かったのですが、時間が足りませんでした。
自分の不手際と計画性が足りなかったことを反省しています。
留学全体を通して、研究では本当にいろいろなことを経験することができました。
自分の良いことも悪いことも、環境が変わったから見えたものもあるのではないかなと思います。
この経験を生かしてドクターの3年間を充実したものにしたいです。
お世話になったデスク。
そういえば、帰国前の1週間ぐらいはものすごい雪がありました。
非常事態宣言が出るほどの大雪と風で、MITも休校に。
普段の道が見違えるようになっていて、歩いて10分のキャンパスも遠くに感じました。
豪雪。
埋没。
ボストンに着いた時はまだ半袖で、日差しの強さを感じていたことが嘘のようです。
あの頃から本当にいろいろなことがありました。
オリエンテーションで親友ができたこと、先生方や研究室のみんなが実験などのアドバイスをくれたこと...
10月には高村先生が学会の帰りにわざわざボストンに寄って下さり、研究のことや日本での出来事など、いろいろな話をしました。あの時はすごく離れた土地で先生に会ってとても新鮮な感じがすると同時に、留学開始からまだ少ししか経っていないのにすごく懐かしい気持ちになりました。
写真を撮っておけば良かった...
11月には忘れもしないパソコンの盗難、そして12月のMRSや実験に充実した日々など...
本当に多くの人に支えられて多くの経験をすることができました。
心から感謝しています。
帰りの787。ボストンとしばしお別れ。
今度はMRSでボストンに行けるよう研究頑張ります!
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