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電気化学学会(秋季大会)の参加について

こんにちは。M2の坂本です。

今回は、9月8、9日に神奈川大学みなとみらいキャンパスで開催された電気化学学会(秋季大会)についてです。

 

約2年ぶりに対面で行われた学会には、大学や企業からたくさんの人が来ていました。

コロナ後、このような大きなイベントに参加することもなかったので、とてもワクワクしました。

 

プログラムは界面制御、ナノスケールの構造、キャパシタや電池などのキーワードの14つのセッションで構成されており、

私はその中の「固体化学の新しい指針を探る」というの部に参加しました。

馴染みのない材料や、逆に研究室でも扱っている材料を違うアプローチで扱っている例などもあり、

とても勉強になりました。質疑応答では、質問者によって聞きたいことが異なり、着眼点の違いが興味深かったです。

特に、材料の副反応が関心の的になる場面もあり、上手くいかないことも知見になるのだと改めて感じました。

 

一方、私は卒業研究のリチウムイオン電池の研究について発表しました。

発表用に買ったアダプタが上手く機能せずご迷惑をおかけしてしまいましたが、無事発表はできました(amazonにレビューを書く必要がありそうですね)

当日まで発表練習をしたこともありプレゼン自体はスムーズに行えたのですが、質疑応答では淡白な回答になってしまったことが反省点です。

次回の発表では、根拠とともに研究をアピールする方向で答えられたいと思います。

 

発表後には、一緒に参加した横森くんと横浜市内を軽く観光しました。

学会のおまけではありますが、普通の旅行とは違って謎の優越感を味わいました。

 

このご時世の中で、幸運にも対面で学会に参加できたことは、とても貴重な経験となりました。

 

高村先生、参加への後押しと発表のご指導ありがとうございました。