議論は実質学会以上??東北イオニクス合宿に行って来ました!(佐藤)
久しぶりの投稿となりました、M2の佐藤です。
今回は久しぶりに開催された東北イオニクス合宿のご報告です! 4年ぶり?の開催だそうで、もちろん自分は初参加でした。
簡単に座組みを説明すると、東北大学のイオニクス関連の研究室が集って研究を紹介し合い、様々なイベントを通して仲を深めるというものです。イベントについては既に他の学生から紹介されているようなので、自分は研究の部分に絞って書きたいと思います。
イオニクスに詳しい先生方が一斉に集まることから、研究への指摘は実質的に普通の学会以上に厳しい?との噂もあり、期待と少しの不安を持って挑みました。研究の紹介(ディスカッション)はポスター形式で行われました。
自分は今の研究の方向性に少し行き詰まりを感じていたので、この分野のエキスパートである各研究室の教授陣と積極的にコンタクトを取る作戦で行きました。そして、運よく最初に小俣先生・雨澤先生とじっくりお話させて頂く機会を頂きました。結果の解釈や今後の方向性、研究結果の応用など、たくさんの観点からヒントを頂いたので今後に活かしていきたいと思います。先生方、ありがとうございました!
そしてポスターセッションの終わり際、非常に嬉しかった出来事がありました。それは、本間研究室にご在籍の大野真之先生に「ちょっと研究聞かせてよ」と声をかけて頂いたことです!実はこの合宿参加に伴い、自分には一つ目標がありました。それが「大野先生とお話させて頂くこと」でした。なぜなら前回参加した学会(電気化学会)で大野先生のプレゼンに魅了され、是非アドバイスを頂きたいと思っていたからです。その時のブログ↓
https://ceram.material.tohoku.ac.jp/takamuraken/node/1911
大野先生が東北大学に来られたのは今年度からだそう(以前は九州大学にご在籍)で、実は合宿の参加メンバーが発表された時から「こんなタイムリーなことがあるのか!」と感激していました。しかもポスターセッションの終わり際だったにも関わらず、そこから1時間ほどみっちり議論に付き合って頂きました。最後には前向きな感想をたくさん頂くことができ、とても充実した時間でした。
議論の中で気づいたのは、自分が研究の中で感じている課題が、先生方にとっても難しい問題だということです。良くも悪くも?少し安心した一方で、課題の解決に向けては視点を変える必要性を感じました。
最後に
合宿全体を通して、偉大な先生方が一声で集まりこのような機会をさらっと作ってしまえる地盤の強さが、東北大学でイオニクスを学ぶ意義なのだと感じました。自分が身を置いている環境に改めて感謝しなければいけませんね。
皆さん、日々ありがとうございます。🙏
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