19th Asian Conference on Solid State Ionics (ACSSI-2026)に参加しました!(M2佐藤)
みなさま、お久しぶりです。M2の佐藤です。
9月14日から9月16日にかけてタイのバンコクで開催された19th Asian Conference on Solid State Ionics (ACSSI-2026)に参加いたしました!Solid State Ionics (SSI)のアジア版で、アジア各国から固体イオニクスの研究者が集まる国際学会です。タイ開催は今年が初めてだったそうです。石井先生および博士課程のKimさん(タイ出身!)と一緒に参加し、口頭発表をさせていただきました。
国際学会での発表も英語での対外的な口頭発表も私にとっては初であり、発表のストーリーや、端的に伝えるためのスライドの準備にはとても苦戦しました。石井先生には一日に何度も発表練習とスライド修正のお時間をいただき、高村先生にもご多忙の中ご指導いただいたおかげで、なんとか日本出発前にスライドを仕上げることができました。渡航の1週間前にぎっくり腰になるほど、発表準備は壮絶な戦いでした笑
私の発表は2日目の昼過ぎで、石井先生の直後でした。タイのホテルでも何度も発表練習をしましたが、当日は石井先生の発表が頭に入ってこないほど緊張しました。
しかし、先生方の指導もあってか、無事発表を終えることができました。発表後には時間いっぱいまで質問をいただき、拙いながらもなんとか全て返答することができました。何より嬉しかったのは、私の研究で提案した評価手法の適用限界や拡張性を問う本質的な質問をいただいたことです。発表内容が伝わり、その有用性を議論できたことが印象に大きく残りました。
聴講では、日頃先生方からご指摘いただく一貫性と説得力のある発表内容と、それを端的に、聞き手の負担なく伝えるプレゼンテーションの重要性を痛感しました。他の方の発表を拝聴した際、一見面白そうな研究でも、スライドや言い回しが複雑だと内容が頭に入ってこないと感じました。これは英語の話し方が国や発表者で異なることにも原因があると思います。自身の研究成果を正当に評価してもらうために、それを伝える力をさらに磨かなければならないと再認識しました。拝聴した中では、九州大学 石原先生のダブルデッカー型電解セルの発表が最も印象に残りました。酸素イオン伝導セル、プロトン伝導セル両方の弱点を克服するためにユニークな構造のセルが作製されており、大変勉強になりました。
無事に発表が終わった後は、タイの食事や観光も楽しみました!学会会場のホテルはミシュランガイドのビブグルマンに選定されており、たくさんの美味しいタイ料理が楽しめました。
また私と石井先生の発表があった日には、Kimさんに案内していただき、三輪バイクのトゥクトゥクに乗って仏教寺院のワット・アルンに行きました!町中にはタクシー代わりのトゥクトゥクが多く、普段バイクに乗っている自分が驚くほど機敏な走りで目的地まで運んでくれました。
ワット・アルンは日本のお寺とは異なり、きらびやかに装飾された寺院です。普段セラミックス材料を焼いている身としては、装飾に使われた陶器にも注目でした!

その後、雨期のバンコクでスコールに降られながらもなんとかホテルに帰り、夜には日本から来ていた先生方と食事に行きました。とても美味しいタイ料理をご馳走していただきました。特にカニを丸ごと使ったプーパッポンカリーが絶品でした!
2枚目の写真は、左下から時計回りに、石井先生、九州大学・石原先生、宮崎大学・奥山先生、私、東京科学大学・鈴木先生、です。この食事の後、皆お腹の調子を崩していました、、

最後に、このような貴重な機会をいただき、大変お忙しい中ご指導いただいた高村先生、実験から発表準備まで、連日お力添えいただいた石井先生に大変感謝申し上げます。研究内容や発表について、自身の現在地と課題を実感する機会となりました。自身の研究をより説得力あるものとしてまとめるために、残り半年、これまで以上に力を入れて取り組みたいと思います。また、バンコクを案内していただいたKimさん、事務の面で渡航をサポートしてくださったゆき子さんにも感謝申し上げます。研究室のみなさまの支えがあったからこそ、やりきれたと考えております。本当にありがとうございました。
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