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2025電気化学秋季大会@鳥取大学に参加しました!

お久しぶりです。M1の佐藤です!
9月4日および5日に鳥取大学で開催されました、2025電気化学秋季大会に参加いたしました。私にとっては初の学会発表でした。

 

私の発表時間は、なんと初日の最初のセッションでした。トップバッターで非常に緊張していましたが、直前まで発表準備に集中することができたので、自信を持って口頭発表に臨めました。

発表内容が材料の製造法に関するものであったため、企業や法人の方々からも興味を持っていただき、大変ありがたいことに質疑の時間一杯までご質問を頂戴いたしました。質問意図を充分に理解できず、適切に解答できなかったものも一部ありましたが、非常に有意義な発表時間でした。

本学会では、私が発表させていただいたシンポジウム以外にも様々な発表や企画が開催されていました。特に電気化学に関連する企業の展示が印象的でした。普段研究で使用している装置の仕様に関して担当の方にお話を伺ったり、また最新の装置の機能や構造に関してもご説明いただいたため、今後の実験装置改良を考える良い機会になりました。

本学会は電気化学会という名を冠するように、電池やイオン伝導性材料での電気化学反応に関連した議論が多くなされていますが、私はこれらについてこれまで不勉強でした。先日の東北イオニクス研究会合同ゼミでも口頭発表をさせていただきましたが、電気化学測定で得られた結果の取り扱いの甘さを指摘されていました。しかし、今回の学会発表へ向け勉強し直したり、自分以外の方の様々な発表を聴講する中で、僅かに、しかし確かに学びがあったように思います。
加えて、自分の発表内容の中で電気化学と関わりの少ない部分に関しても、ご理解いただいた上でのご質問をいただくことができたため、大変嬉しく感じました。

 

また、番外編にはなりますが、学会終了後に石井先生と鳥取砂丘に行きました。

砂丘に着いてからは、はじめに砂丘の目の前にある砂の美術館を見学しました。現在は日本の歴史や自然をイメージした作品が展示されており、見応えがありました。
 

         

 

砂丘も非常に広大で非日常感があり、どこか他の星に来たような印象でした。私は、インターステラーやデューン 砂の惑星といった映画を思い出しました。

 

帰りのバスまで時間があったため、一番高い馬の背まで登ってみることになり、学会で着ていたスーツのまま、石井先生と頑張って砂丘を登りました。

           
                                  美術館で買ったお土産が足枷となった石井先生   

 

馬の背の向こう側は日本海で、東北で見るものとはまた違った印象でした。

 

最後に、ご多忙の中、学会に連れてきてくださいました高村先生、研究から発表内容まで多大なご助言をくださいました石井先生、本当にありがとうございます。
今回の学会発表の経験を糧に、今後も研究に励んでいきたいと思います。