固体化学の新しい指針を探る研究会 第89回定例研究会の講演を聞いて(上原)
上原大輝
こんにちは、D2の上原です。
11月21日に、「固体化学の新しい指針を探る研究会第89回定例研究会」が東京でありました。シミュレーションと機械学習を用いた新材料探索についての講演を聞きました。計算及び実験環境を上手く構築できれば、数ヶ月とかからない内に新しい材料を探索できる非常にパワフルな手法であると分かりました。最近注目の分野であり、既に論文も複数発表されていますが、実例を聞けるのは貴重な機会でした。重要なのは、機械学習に用いる材料の数と適切なモデルを構築することであり、それを実現するために高効率で大量の計算/実験環境を整えることだと分かりました。一般的な機械学習と比べると少ないサンプル数で、機械学習の研究者ではない材料研究者が、妥当で有用な何かを引き出すために何ができるのか、今後も注目して見ていきたいと思います。
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