メインコンテンツに移動

ドイツ短期留学@DLR Stuttgart



D3の上原です。

私は2月6日から2月26日の3週間、ドイツに留学しました。場所は、シュトゥットガルトのDLRです。コロナ禍でしたが受け入れてくださったSata先生のグループ、そして先方と連絡を取りあっていただき今回の留学実現に尽力してくださった高村先生、本当にありがとうございます。

これがDLRの写真になります。

 

まさに百聞は一見にしかずという感じで、確かに今まで留学報告会やニュースなどで聞いていたとおりでしたが、実際にどのようであるかを身近に見て感じたインパクトは大きかったです。例えば、ドイツでは非常に効率よく時間配分を考えながら研究を行っているようでした。日本では夜遅くまで研究することもしばしば見られますが、ドイツでは夜は早めに帰り、金曜日ともなると夕方くらいに帰ることも普通に有り得るようでした。これは一例にすぎませんが、日本で働き方改革等で言われている方向性というのはこういうものなのかもしれないなと、実感しました。短い期間でしたが強烈なインパクトを受けた中から、自分のこれからの人生の中で、良いことは取り入れていったり、日本の良さを残しつつ日本をより良い環境にできるようにしていけたらと思います。

 

一方、英語での現地の研究者とのやり取りは、私は流暢に話せるほうではありませんが、なんとかなるということが分かり、どのようにコミュニケーションを取ればいいか考えることができました。自分が研究についても日常についても意思疎通できるということは、少し自分に対する自信になったかもしれません。

特に昼ごはんのときには、研究テーマの燃料電池やエネルギー問題、時事ネタなど、現地の学生やスタッフと色々な話をしました。

Max PlanckのMerkleグループ(固体イオニクス分野の大御所)において、自分の研究について話したり、研究室見学する機会にも恵まれました。

ドイツでは、人も優しく、治安もよく、落書きはしばしば見られるもののゴミも落ちておらず、公共交通機関(鉄道・路面電車・バスなど)も充実し、仙台よりも緯度が10度も北なのに仙台と同じか暖かいくらいで、とても過ごしやすかったです。スーパーマーケットで買い物をするときはドイツ語が読めないので苦労しました。

Stutttgart駅

駅周辺の住宅(?)

駅前の広場

 

実際には、この50倍くらい色々なことを感じたり考えたりしたのですが、色々ありすぎて、いまだに自分の中でまとまっていません。なので、この記事は短いですが、この辺でおしまいになります。

 

【その他の事】

DLRでの昼ごはんの例

日本の料理ほど手が込んではいませんが、ドイツ料理はおいしかったです。

 

ドイツの食べ物

マウルタッシェン(Stuttgartの位置するシュヴァーベン地方の名物)

惣菜パン

ケバブ(トルコ料理店が多く見られた)

ドイツのパンやスクランブルエッグなど

 

ICE(ドイツの高速鉄道) Stuttgart中央駅にて

 

メルセデス・ベンツ博物館(Stuttgart)

 

最近では珍しくなった4発ジェットのA340-300に乗れた。

 

空港があるフランクフルトの旧市街(ウクライナの国旗も掲げられている)