国際学会 ECI @台湾に参加しました!(M1宇那木)
こんにちは、M1の宇那木です。11/3-11/7に開催された、国際学会「Mixed Conducting and Nonstoichiometric Compounds VIII」でポスター発表をしてきました!
初めての学会発表ということで、とても緊張するだろうなと思っていたのですが、一緒に行ったDr.のりょうがさんが全く緊張していなかったので、自分もリラックスした状態で挑むことができました!きっと一人で行っていたら、もっと縮こまっていたんだろうなと思います笑
ただ、流石にポスター発表の直前は、どんな質問が来るか分からないということや、そもそも英語でディスカッションが上手くできるのかなど不安もありました。しかし、ポスター発表が始まると、学会中に仲良くしていた台湾の学生がまず聴きに来てくれ、そこである程度の雰囲気を掴むことができリラックスができました。やはり、異国でも友達をつくることは大切ですね。
その後も、1時間という短い時間でしたが、何人かの先生方と英語でディスカッションできたことは自信に繋がりました。特に、ソウル大のWooChul先生は、自分の発表を熱心に聞いてくださり、研究に対しても「すごく面白いね」という言葉をいただけ、改めて自分の研究に自信を持てたのと同時に研究のモチベーションが更に高まりました。
正直英語力には自信がなかったですが、4年生での卒論発表での先輩、先生方の丁寧な指導のおかげでなんとか乗り越えることができたと思います。ありがとうございます。
そして、今回の学会のメインは一人40分の大先生方による口頭発表でした。集まった先生方は有名な方ばかりで、りょうがさん曰く「ここに世界のイオニクスが詰まっている」らしいです。正直、普段論文を読む時に著者と結び付けられていなかったのでピンとこなかったのですが、調べてみると本当に権威のある先生方ばかりで、これから論文を読む際には、著者などにも目を向けたいなと思いました。
そのような偉大な先生方の発表の中、学会に参加する上で目標としていた「絶対に一回は質問をする」ということを達成できたことは、良かったなと思っています。ただ、一回しか質問できなかったことや回答の全容を理解できない英語力の低さ、そもそも知識の浅さから発表の細部まで理解できない、など反省点も多く残り、これから精進したいと思いました。
今回、国際学会に初めて参加して一番良いなと思ったことは、発表以外でも交流の時間が非常に多いということです。
まずは、コーヒーブレイクといって、午前と午後の発表合間に30分程度お菓子を食べながら談笑する時間があるのですが、発表中のような堅苦しい感じではなくフランクな交流ができるのが魅力でした。ただ自分は、お菓子に夢中になりすぎてあまり先生方とお話しできなかったのが反省点です。しかし、言い訳をすると、滞在中のホテルの朝食があまりにも高かったため(朝食なのに一食4000円弱くらい?)毎朝、朝食抜きであったことと、発表で脳が疲れ糖分を求めていたことと相まってお菓子のことしか考えることができませんでした。それでも、コーヒーブレイクの間に先生とお話しできたことや台湾の学生と仲良くなれたことは良い思い出です。
また、学会のスケジュールに組み込まれている夜市での食べ歩きや台南観光、カラオケディナーでも先生が多いからこそ色々な先生方とお話しさせて頂く機会があり、非常に楽しめました。
コーヒーブレイクの様子
また、台湾に来て「ご飯」と「人」が本当に良いなと思いました。
ご飯では、エクスカーションの後に組み込まれていたお高いレストランでのエビやチキンスープは絶品でした。
そして、台湾にいる人の良さは異常です。初日に台湾の学生しかいない食事テーブルに一人で行った際にも、みんなが話しかけてくれ楽しく会話できました。漫画やアニメなどで日本を知る人も多く、特にONE PIECEについては、台湾の学生曰く「Everyone knows ONE PIECE」らしいです笑、そのためカラオケディナーでも日本人学生はONE PIECEのウィーアーを熱唱しました。また、自分はJ-POPで特にVaundyが大好きな台湾の子と怪獣の花唄を歌いました。日本語を勉強している人もいて、ちょっとでも中国語を覚えてから学会に参加すれば良かったと後悔しました。インスタも交換したので、いつかまた会う時までに中国語も勉強しようと思います。
総じて、最高に刺激的で満足度が非常に高い学会でした!
高村先生、M1でありながらこのような貴重な機会をいただき誠にありがとうございました。
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