2025 電気化学秋季大会 (宇那木)
こんにちは、M2の宇那木です。
9/4,5に開催された電気化学秋季大会に参加してきました。今回は、鳥取での開催であり、中国地方へは一度も行ったことがなかったので、とても楽しみにしていました。また、鳥取は「名探偵コナン」の作者である青山剛昌先生の出身地ということもあり、街全体がコナン一色であり、学会でもコナンの非売品の缶バッジが配布されるなどコナンファンとしては最高でした。
本学会は、参加者が1000人を超える大規模なものでした。ちなみに、鳥取市のホテルの収容人数は1000人以下らしいです。前泊した際に立ち寄ったラーメン屋には、「電気化学会歓迎!」と張り紙があり、県をあげての歓迎にとても驚きました。
私の発表は、1日目の午後13:30からでした。内容については、最近論文投稿したCuOに関する研究であったため、自信を持って発表できました。一方で、宮崎大の奥山先生からCuの固溶によるプロトン移動について質問をいただき、これまで取り組んできたプロトン固溶量、輸率の評価に加えて、プロトン伝導度の測定などまだまだ検討すべきことはあるなと感じました。
また、他の方の発表でも固体イオニクスの興味深い研究を聴講することができ楽しかったです。個人的に、MIを活用した新規Li塩化物の開発、プロトン伝導体における二層電解質によるホールブロッキング効果の研究が印象に残りました。
本学会では、1日目の終わりに懇親会がありました。学生の参加は少なく、雨澤先生からも、大人の会へようこそ、と言われましたが、結果として参加して良かったと思いました。
食事は、鳥取牛やカニをはじめとする鳥取の名産がいくつもありました。また、マグロ解体ショーもあり、非常に豪華でした。私は、マグロ→カニ→鳥取牛ステーキ→梨、メロン→マグロ→…と永遠にループをするロボットと化していたのですが、私と同じように迷い込んだどこかの学生も似たようなプログラムで動いていて親近感を覚えました。
高村研では自分一人だけの参加でしたが、小俣研の山崎先生や宮崎大学の奥山先生など固体イオニクス分野の先生方とお話しすることができ、貴重な交流の機会となりました。
最後に、このような貴重な機会をいただき、お忙しい中、指導してくださった高村先生ありがとうございます。学生生活も残りわずかですが、今後もより一層研究に打ち込みたいと思います。
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