SSI-19@Kyoto (及川)
及川 格
6月2日~7日にかけて京都で開催されましたThe 19th International Conference on Solid State Ionics(SSI-19)に参加してポスター発表をしてきました。
SSI-19は2年ごとに開かれている固体イオニクス分野の国際学会で今年の開催地は京都でした。
京都は梅雨入りした直後でしたが学会期間中は晴れ間が広がり、夏のような暑さでした。
日中には口頭発表があり、世界各国の研究者が研究成果を発表していました。
研究している材料や手法は様々で、
目指しているのは電極や電解質材料、あるいは電池そのものの高性能化、次世代の電池開発やイオニクスを利用したデバイスの開発など興味深い発表が多かったです。
特に、普段論文を検索していても数が膨大であるため、なかなか興味のある論文を見つけるのは難しいですが、
学会だと一度に様々な研究に触れることができるので、発表を聞いて参考論文を調べたり、新しい考えや手法を知ったりすることができ勉強になりました。
夕方からのポスターセッションでは、活発に討論が行われており会場は熱気に包まれていました。
数年前までは材料の性能向上などが研究されていたものが、実用に向けた研究へと進んでいて、どんどん研究が進歩していっていることを実感した学会でした。
SSI-19で学んだことを生かして残り半年研究に取り組んでいこうと思います。
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