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令和7年度化学系学協会東北大会@山形大学、電気化学会東北支部 第56回セミコンファレンス・第38回東北若手の会@小野川温泉

こんにちは、B4の丸山です。

米沢で行われた二つの学会でポスター発表を行いました。9/6、7は山形大学米沢キャンパスで学協会、続けて9/7、8は小野川温泉でセミコンに参加しました。

まず学協会について、私のポスター発表は初日でしたがまだ先生方は到着しておらず、もちろん知り合いもいないのでアウェイ感満載でした。一人なので、腕の力と長さが足りず画鋲を刺すのに苦労し、自撮りをするのも気まずかったので写真はありません。

↓代わりに夜に食べたラーメンと米沢城跡の像です。

↓二日目に先生に撮っていただきました。

二日目は山形大学で電気化学のセッションを聞いてから、みんなでジャンボタクシーで山へ向かいました。少し外を歩くと硫黄の匂いがする温泉街で、至る所に日帰り温泉や、足湯、飲泉がありました。↓

セミコンは全体の人数が少なく、年齢が近い学生も多くアットホームな雰囲気でした。講演やポスター発表もリラックスできて、自由時間の会話も楽しかったです。↓

旅館の晩ご飯でいただいた梅酒がとても美味しく、お土産にも買いました。

最終日の最後には表彰がありました。ここでなんとポスター賞をいただくことができました。賞をいただけるなんて思っていなかったので私服です🙏↓

↓雨澤先生ありがとうございました

正直、私自身はまだ5ヶ月程しか研究しておらず、実験結果も多いとは言えないと思います。しかし「ポスター賞」なので、ポスターの見やすさ、伝わりやすさも評価されます。その点に関して、高村研究室で受け継がれている良いものがあると感じます。日々ご指導いただいている先生方はもちろん、居室でポスターを作っている時の先輩方との会話が糧になります。これまでにどうやったら上手くいったか/不評だったか、何をしてはならないか、どこを工夫すれば良いかなどのビッグデータがあります。それが今回のポスター賞に繋がったと思っています。

また、印象に残っている講義や発表として、学協会では無機化学のセッションの大野先生のご講演があります。パワフルな発表と内容の面白さに引き込まれました。他の方のポスターでは自分の研究を進める中で気になっていた光触媒や、私も色々悩まされているドープに関するものなど興味を持って聞くことができました。同時に、もっと様々な測定方法の知識があればもっと結果を深く理解ができて楽しめるだろうと思いました。セミコンでは、神原先生の脱炭素社会に向けたアンモニア活用など、新鮮で興味深いお話がたくさんありました。

三日間を通して感じたことは、英語講演をもっと理解して質問できるようになりたい、もっと多くの測定方法の知識をつけたい、思っているより多くの方々が私たち世代に期待してくださっているからもっと研究を頑張りたいということです。

最後になりますが、まだB4の私にこのような機会を与えてくださり、参加登録などから全てサポートしてくださった高村先生、石井先生、何も分からない私に一から教えてくださったゆきこさん、そして研究室の皆さん、本当にありがとうございました。