UVレーザー光分解法による貴金属ナノ粒子の合成に関する論文がNanoscale Research Lettersに掲載されました。
高村 仁
本研究室では、酸化物や貴金属ナノ粒子の合成とその機能性評価に関する研究を行っています。今回、波長248 nmの紫外(UV)レーザーを前駆体溶液に直接照射することで、粒径0.5–3 nmのFe-Ptナノ粒子コロイドを作製することに成功しました。論文では、合成条件、得られたFe-Ptナノ粒子の構造、さらに、コロイドの光吸収特性などが評価されました。UVレーザー光分解法は、溶液へのレーザー照射で簡便にナノ粒子コロイドが作製できることが特徴です。詳細は以下の論文をご覧ください。
Nanoscale Research Letters, 4 (2009), 565-573.
http://dx.doi.org/10.1007/s11671-009-9281-2