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第6回イオニクス合同ゼミ合宿@山形蔵王

8/23-24の2日間、今年もイオニクス合同ゼミ合宿が開催されました。

イオニクス合宿では、東北大学のイオニクスに関わる研究室が学科の垣根を越えて集まり、研究発表に加えて親睦会が行われます。今年は、雨沢研・川田研・河村研・小俣研・市坪研・高村研の計6研究室で行われました。

研究発表はショートプレゼンで概要を話し、その後にポスターセッションという形で行われました。同じイオニクスのくくりでも、研究室によって注力している分野が異なっていて興味深かったです。
自分のポスターセッションの時には、様々なアドバイスをいただいて非常にありがたかったです。自分の研究を初めて聞いた方に理解してもらうのは難しかったですが、質問を投げかけてくださったり、新しい視点からのアドバイスをもらったりと楽しい時間を過ごせました。至らない点も多々ありましたが次に活かしたいです。

その後、温泉、お食事、ビンゴ大会と、研究室の垣根をこえて交流を深め、夜は更けていきました…。

2日目は雨澤研究室の中村先生と、産総研の岸本さんからご講演を賜りました。
中村先生は海外での研究生活とその研究結果について語ってくださいました。先行研究例の少ない挑戦的なテーマを研究なさったとのことですが、1年という短い期間で成果を挙げていらっしゃっていて衝撃を受けました。また、研究だけでなくご家族との時間も大切にされていたのが印象的でした。
岸本さんは産総研とは何かについてと、固体酸化物型電気化学セルに関して語ってくださいました。産総研が取り組んでいる分野、つまり国を挙げて取り組んでいる課題についてお話しいただき、来年度から社会人として働く身として非常にためになりました。

今回合宿を通じて、いろんな人たちの研究内容を聞けて面白かったです。また、それぞれの苦労も裏話として聞け、新しい事象に取り組むのは難しいことだと再確認しました。その苦労を乗り越え何か前へ進めるよう、精進していきたいです。
(合宿を楽しみすぎて写真を撮り忘れたので文字のみの投稿失礼します。)