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MSE2019@Tohoku Univ. (D1川森)

6月26〜29日に開催された2019 Joint Symposium on Material Science and Engineering for the 21st Centuryに参加してきました。

初めての国際会議で、しかも口頭発表なのでドキドキです。
国際会議は開催場所がどこなのかも気になるところですね。今回はなんと...!

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東北大学開催です!
はい。研究室から徒歩5分で会場に着きます。

さらに、今回は運営側に携わらせていただきました。
私はアブスト班リーダーとして、主にアブストラクト集の冊子作成に携わりました。


苦労して作った冊子が形になると感動ですね。↑



アブスト集作成では、大量にあるアブストを取りまとめ、プログラムを決定し、表紙や会場図、ウェルカムメッセージなどなどを加えて1つの冊子にします。アブストが大量にあるので一覧を作るのに苦労しました。

他には、アブスト集を含めた配布物の袋詰め、会場設営、当日には会場案内、口頭発表のマイク係など、学会の裏側を知ることができました。実は、以前も学会の運営補助をしたことがあるのですが、今回はより主体的に関わることができたので良かったです。


いよいよ始まります。問題なく終えられるか自分の発表以外にも緊張感があります。



英語での発表は初めてでしたが、修論発表も英語であったため、発表自体はうまくできたのではないかと思います。質問もいくつか頂けて、内容も伝わったのではないかと思います。
ただ、質疑応答レベルは4年生の頃のレベル1に戻ったような感覚でした。的を射た回答をするのは難しいですね。


発表はさすがに慣れてきました。

この会はMaterial Science and Engineeringということでマテリアルに関わる全ての分野が対象であり、自分と全く異なる分野の発表もありました。むしろSOFCの研究をしている人はいませんでした。(内容が近いところで水素発生触媒)生物系でコンタクトレンズの研究は、身近な内容であり興味深かったです。

口頭発表が終わると、ポスター発表がありました。
今回聴いた中で最も面白いと感じたのは、原子間力顕微鏡AFMを使った研究でした。ある反応による膨張と電気伝導度の変化を2次元的に観測することで、反応の途中段階ではどの領域で反応が進行しているかマッピングで示していました。





全ての発表が終わると、秋保の温泉旅館でWelcome receptionが開催されました。


美味しい料理をいただくとともに国際交流。

気さくに話しかけてくれる学生さんが多く、終始楽しい雰囲気で温かみを感じました。
ただ、2次会には喉が焼けるような酒が出回っていたのですが、日本人は酒に弱いのでしょうか...


次の日は、Culture tourがありました。
まずは荒浜小学校で震災を学んだ後、日本三景松島を観光し、最後はサッポロビール園のジンギスカンで締めくくりました。


模型にある家屋が一瞬にして無くなったことは信じがたいことです。久しぶりに震災時の感覚を思い出しました。


松島は定番の観光スポットですね。


最後は各大学のリーダーから一言があり、盛り上がりました。



全体を通してつつがなく終えることができました。運営に尽力くださった先生方、学生方はもちろん、今回の会が成功したのは参加者全員の協力があったからこそであり、感謝です。

運営もでき、国際会議での発表もでき、国際交流もでき、それらを通して他研究室との交流もでき、参加して充実度は星3つでした。

また、博士になって数少ない同期がほぼ全員参加していたことも良かったです。2時間近く温泉で語り合ったこともいい思い出です笑。

色々な人から刺激を受け、英語に対する壁も低くなったので、これからも研究も英語も頑張ります!