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2019年電気化学秋季大会@山梨9/5-6(M2山口)

9月5-6日に山梨大学甲府キャンパスで開催された電気化学秋季大会に参加しました。

電気化学会は大規模な学会なので、多数のセッションに分かれて講演が行われました。





燃料電池やリチウム二次電池材料を始めとするイオン伝導体に関する研究や金属の腐食のメカニズムを追究する研究、太陽電池や光触媒への応用を考えた光電気化学分野の研究など、いずれのセッションも興味深いものばかりでした。



私は「固体化学の新しい指針を探る」セッションで口頭発表を行いました。

今回の発表は、修士1年の時から取り組んできた内容で思い入れの強いものだったので、発表準備にもいつも以上に気合が入り、自信を持って発表出来ました。

質疑応答は2-3分と短い時間でしたが、いただいた質問は私の発表の意図が伝わったからこそ出てきたものだと思えたし、それなりに返答出来た気がします。

また、今回の発表を通して今までの研究結果が整理できたので、修士終了時までにすることの方向性が見えてきました。



夜には、同じセッションで発表した学生19名+高村先生で懇親会をしました。

最初は初対面の人ばかりで、何を話せばいいか分からず困惑しました。

でも、発表が終わった開放感のおかげか、みんな生き生きしていたし、学会の会場では聞けなかった講演内容について質問をしたりして、とてもいい雰囲気で楽しい懇親会になりました♪

このような場を設けていただけてとても感謝です!

固体化学の新しい指針を探る研究会の先生方、ありがとうございます。





余談ですが、山梨観光は時間の都合上できませんでした。

せっかくぶどうの季節なのに、ぶどうを食べられなかったことが悔やまれます。

いつか、リベンジします。





ぶどうはさておき、、、



固体イオニクスセミナーと電気化学会、立て続けに参加させていただいたのですが、これら2つで、発表後の私の感覚が全く異なっていました。

全然自信がなくて悔しい思いをたくさんした固体イオニクスセミナーと、自信を持って発表できてちょっとした達成感を得られた電気化学会。

どちらの感覚が正解なのかわかりませんが、どちらも私にいつも以上のやる気を与えてくれたし、実験の方向性を考えるきっかけになっています。

つまり、きっと、学会はやる気スイッチが押せる場ですね。

再び学会に参加できるように、研究を進めて行きたいと思います。