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It works!

こんにちは!M2の三浦です。

8/20-21にかけて開催された第9回東北イオニクス研究会の合同ゼミ合宿に参加してきました!

大きな流れとしては一日目にポスター発表、若手研究者の方のキャリア講演、二日目には専門的なチュートリアル講演が行われました。

 

ポスター発表では、普段なかなかお話しすることのできない他学科の先生方とディスカッションさせていただけたり、学生同士での意見交換を活発に行ったりすることができて、あっという間の3時間でした。和やかな雰囲気もあり、分野があまり被っていない研究をしている学生に対して、根本的な質問を気軽にすることができるのもこういった場の魅力の一つに感じました。

ポスター発表を通じ、自分の研究のどういうところが面白いと感じていただけるのか、そして課題はどこにあるのかを再認識することができ、本当に勉強になりました。

 

続いて行われたキャリア講演やチュートリアル講演では、研究のことについてのみならず、人生を歩む上で大事にするべきマインドを学ぶことができました。

特に、小俣研の鈴木先生のお話の中にあった「人生を進めることは選択肢を捨てることに等しい」というフレーズは、修士二年となった今だからこそ非常に共感することができ、それにどう向き合っていくかという考え方についても、大変勉強になりました。

 

合宿全体を通して、他の研究室との交流をさらに広げ、研究に限らないことでも様々な意見を交わすことができて非常に楽しかったです!中心となって運営をしてくださった小俣研の学生のみなさん、お忙しいところ集まってくださった先生方、本当にありがとうございました!

 

 

ここからは今回の講演の中で自分が特に面白いと感じたことについて述べていきたいと思います。イオニクスとは全く関係のないことになりますので、お時間に余裕のある方と英語が得意な方のみお読みいただければ幸いです。

 

本文中に登場した小俣研の鈴木先生ですが、講演ではドイツでの滞在記を中心にお話をしてくださいました。自分はドイツへ行ったことがなかったので知らなかったのですが、ドイツの学食ではウインナーとポテトが圧倒的なシェアを誇っているようです。ラインナップの全7品中2品がウインナーのみのメニューとなっている画像が出た時には、流石に特殊な日だろう...と思いましたが、視界の端で川田研の山口先生が大きく頷いており戦慄しました

 

そんな環境に疑問を持った鈴木先生が研究室にいるヨーロッパ人に、「あんな食事で満たされているのか?」と聞いたそうです。すると返事は「It’s OK! It works!

自分は英語が苦手なので、知らない翻訳の仕方でもあるのかと思い調べてみると、「効果がある、正常に作動する、なんとかなる、対応できる...」およそ料理に対して使う言葉たちではありませんでした。

 

鈴木先生は、食事において美味しい以外の評価軸があったのか、と文化の違いを感じていらっしゃいましたが、自分はまだ「美味しいは世界共通」という希望を捨てていません。It works! について抜群の翻訳をご存知の方がいらっしゃいましたら、是非ともご教授いただけますと幸いです。