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第6回水素若手研究会

 2011年8月29,30日二日間韓国のソウルにあるソウル大学で第6回水素若手研究会に参加して来ました。正式な名前は『Asian-cor Summer School on Hydrogen 2011 in SNU』
 今年初めて国際シンポジウムとなったそうです。主に水素貯蔵技術に関する水素化物を研究している日本の広島大学、北海道大学の先生方や学生たちがメインとなって、東北大、関西大、ソウル大などの学生で約40人が参加しました。
 初めて研究会に参加した僕にとっては非常にいいチャンスでした。もちろん水素化物の研究報告がメインではあったのですが、水素エネルギー社会の面からみて関連性が深く、また知らない分野の研究を第三者の立場で聞いてみることもできました。僕は初日ポスター発表をしましたが、最初人々が聞きに来なかったため少し寂しい気持ちもありましたが、後半になって他の先生や学生が来て説明することができました。
 うちの研究室は酸素透過膜の研究をやっていますが、純水素の製造のために水素透過膜を研究する方もいたので、興味を持って聞きました。セラミックスではなく金属透過膜でメカニズムも違いますが、非常に原理的に似ている部分があって面白かったし質問もしました。
 このシンポジウムをきっかけとして久しぶりに故郷にも帰って両親、彼女、友達とも合えていいリフレッシュにもなりました。
 このシンポジウムで感じたのは、英語でのコミュニケーションの大事さを気づきました。中国からの留学生たちの英語力に驚きました。これから頑張って英語の勉強をすると決心しました。そして自分の研究をもっと理解することを決心しました。
 このようないい経験の機会をくださった高村先生に感謝します。この経験を次の金属学会で生かして頑張ります。