12/5-7 第43回固体イオニクス討論会@天童 (B4山田)
12月5,6,7日に行われた固体イオニクス討論会を聴講してきました。
これまで私は高村研の学生の発表しか聞いたことがなかったので、他の研究者がどのような研究をしているのかとても楽しみでした。
主に私は”international”の会場を拠点にしていました。
英語の発表を聞くのはすごく不安でしたが、私の研究テーマに近い酸化物伝導体の発表が多かったのでとても勉強になりました。余談ではありますが、その発表者の中には私が雑誌会の時に読んだことのある論文の著者がいて、陰ながらものすごく興奮していました。もっとセラミックスの基礎知識と英語力をつけていかないと世界で活躍されている研究者の発表を聞くという貴重な時間を有意義に過ごせないと痛感したので改めて頑張っていこうと思います。
またこの学会では機械系や理学系の研究者の発表も聞くことができました。恥ずかしながら今までは、伝導度や機械的強度などの材料の物性値を向上させることこそが材料研究だと思っていました。しかし固体酸化物型燃料電池のセッションの実際の使用環境下における電極反応などの発表を通じて、実際にその材料をデバイスとして用いた場合の劣化や分解などの理解も次のステップとして考えていかなければならないという新たな知見を得ました。
4年生からこのような素晴らしい勉強の機会をさせていただき、高村先生、及川先生ありがとうございました。
P.S.
日中の学会はもちろん、学会期間中の夜も美味しいごはんや豪華な温泉で素晴らしい時間を過ごすことが出来ました。
充実した三日間でした!
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