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電気化学会第86回大会in京都 (上原)

こんにちは、D2の上原です。

3月27日から29日に京都大学で行われた第86回電気化学会に参加し、口頭発表を行いました。京阪や阪急に乗ると以前関西にいた頃のことを思い出して感慨深いものでした。

学会については、今どのようなテーマがホットなのか、それに対してどのようなアプローチが使われているのか、以前から疑問に思っていた解析方法、実際の電池のような複数の材料の組み合わせによって起こる劣化についてなど、勉強になりました。また、新しい高いイオン伝導性を持つ材料を開発することの難しさも感じられたように思います。
特に、菅野先生の記念公演にて、リチウムイオン伝導セラミックスの開発について、これまで先生がどのような方針をもって材料開発を行ってきのか聞きました。これからの自分の材料開発にも活かしていけたらいいなと思います。
また、汚染物質の分離の講演については、全く想像したこともない方法で実現していて、非常に興味深かったです。電気化学触媒についての講演も興味深かったです。
自分の発表については、色々と質問やコメントをもらいました。発表に向けて準備するのはかなり大変でしたが、今後も頂いた質問やコメントを参考にしながら、研究内容をよりブラッシュアップしていきたいと思います。