助教交流会で学んできました
助教の石井です。11/28-29で開催された6大学助教交流会@東工大で教育、研究、人生について考え学んできました。
この会は北大、東北大、東工大、名大、阪大、九大の助教が少人数で集まり、問題意識を共有してどのように連携すべきか議論する会です。 このような会には学生時代を含めこれまで何度か参加したことがあり、毎回気づきや考えさせられる一方で、 なんだか即時実効性に欠けるような気がしてきました。 今回も問題意識 (教育方法、ワークライフバランス、学務など) は概ね全体で共有共感できた一方で、 その対応策についてはなかなかまとまらない時間が続き、いつもの感じかなと正直思っていました。が、二日目のお昼頃に、"これは非協力ゲームのナッシュ均衡からどう抜け出すか"という課題だと、 自分の中でピーンと気がつき、なぜ即時実効性でなく連携が重要なのか、腑に落ちるところまで自らの考えを昇華できました。 ここまで到達できた背景には、リーディング大学院で履修したゲーム理論の講義があり、 あの授業を当時怪訝に思っていたことに申し訳なく思うのと同時にその経験を活かせるところまで到達した満足感があります。 同僚や学生にみなさんにもゲーム理論について話していきたいです (訝しげに思われる覚悟で)。 単に不平不満を言い合う会では全くなかったこの会に参加させて頂けて幸運でした。 共に議論した先生方、議論企画委員の先生方、オブザーバーの先生方どうもありがとうございました。
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