NMRに囲まれた1日!〜理化学研究所〜(佐藤)
2連投になります。M2の佐藤です。
ついにこの日がやってきましたね。なんと今日は理化学研究所に主張です!!
格先生に連れて行ってもらえることが決まって以降、この日を楽しみにしていました。
理化学研究所とは
「日本で唯一の自然科学の総合研究所」で、物理学、工学、化学、計算科学、生物学、医科学などに及ぶ広い分野で日々研究が進められています。
拠点がいくつもあり、
・仙台
・筑波
・東京
・横浜
・名古屋 他多数
と日本全国にその名を轟かせています。今回は横浜の拠点にお邪魔しました。
ここから体験談
アクセスは、鶴見小野駅からまっすぐ一直線です。びっくりするほど晴れてますね笑 天も味方してくれています。
ただ、この一本道がなかなかすごいんです。途中にはAGCの工場やミドリムシでお馴染みのユーグレナのプラントが並んでいて、ここだけでどれだけ日本を支えているかって話ですね。
そして理化学研究所に到着しました!!横浜市立大学と併設されていました。盛んに共同研究されているんでしょうか??
僕はここにNMRを測りにきたわけですが、その理由は設備が日本トップレベルに充実しているからです。
どれくらいかと言いますと、下の写真に合計10個のドーム状の建物とその真ん中にそれぞれをつなぐ建物があると思います。これらの建物にそれぞれNMR装置が設置されています!!
←解説ポスターの写真 実際に撮った写真→
↓それぞれの建物には植物にまつわる名前がつけられていて、なんともイカした施設ですね。これに負けないよう、我が東北大学のNMR室は「ラベンダー」と呼ぶことにしましょう。
一番関心したのは、それぞれの建物がNMR装置のためだけの設計になっていることです。
例えば、それぞれの建物がドーム状になっているのは、「発生する磁場の形状、大きさに合わせて作られているから」で、建物の外に磁場が出ないようになっているわけです。さらに建物の中では、NMR装置周辺とそれ以外で床が分かれていました。これは安全対策の一つで、地震等で振動がNMR装置に届きにくいようにするためだそうです。↓
最後には記念にニホニウムのマグカップを買って帰りました。これからはこいつを相棒に研究を頑張っていきたいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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