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四研対抗サッカー大会2010


高村ジャパン、四研サッカー初優勝!!
4月26日、評定河原で四研対抗サッカー大会が行われ…
なんと!当初の下馬評をひっくり返して!高村研が優勝しました!

四研対抗サッカーは高村研、岡田研、貝沼研、杉本研で争われるサッカー大会で、材料科学総合学科・マテリアル開発系・金属工学科ともとをたどれば源流はひとつの同じ研究室なのだからサッカーでもして仲良くしましょう!
ということで始まった大会のようです。

ほかの研究室では事前に練習をやっていたようですが、高村研はぶっつけ本番にも関わらず、持ち前のチームワークで3試合をこなしました。
 《高村研 戦績》
   (第一試合) vs岡田研  3−0 ○
   (第二試合) vs貝沼研  0−2 ●
   (第三試合) vs杉本研  4−0 ○

高村研、岡田研、貝沼研の3研究室が2勝1敗で並び、最終的には得失点差で順位が決まるという白熱の試合が繰り広げられました。

この結束力で駅伝や野球大会も上位を狙っていきましょう!!

Tuller教授(MIT)来室

本日、MITのHarry Tuller教授が来室されました。Tuller先生は、酸化物型燃料電池(SOFC)に利用される混合導電性電極材料や電解質材料について、その物性や高性能化に関する研究を深く、かつ、幅広に展開されています。タイトな日本滞在のスケジュールの中でご来仙いただきました。
Tuller教授(MIT)来室

この機会に、``Tailoring Materials Properties Through Defect Engineering''という題目で、1時間のご講演を頂きました。急な呼びかけにも関わらず、学内から40名程の参加を頂きました。内容は、自動車用酸素センサーやSOFCの電極材料に応用可能な混合導電性セラミックスの欠陥平衡、ナノサイズ効果を利用した新規電解質材料に関するもので、質問も30分程続く大変盛況な講演会となりました。講演後お時間が許す皆様と一緒に写真を撮りました。Tuller先生、ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。

第35回固体イオニクス討論会@大阪

12月7日〜9日の3日間、グランキューブ大阪で開催された固体イオニクス討論会に参加しました。

固体イオニクス討論会は、私達が研究している「イオン伝導体」がテーマとして取り扱われており、
「発表時間15分・討論時間10分」というスケジュールで、非常に活発な討論が繰り広げられる学会です。

昨年から「最低1回は質問をする」という条件で、
研究室全員で参加させていただいています。

今回私は燃料電池のセッションで発表を行いました。

学会での発表は今回初めてだったので、準備は大変でした。
なかなか発表のスライドが完成せず、
大阪入りした後も宿泊先のホテルのロビーで先生と打ち合わせをしていただき、何とか発表することができました。
ぎりぎりまで見ていただき、高村先生にはいつも以上にお世話になりました。
ほんとうにありがとうございました。

緊張しながらも発表自体はそれなりにできたかなと自分では思っているのですが、
10分間の討論では頭がよく回っていなかったような気がします。

また、内容に関して未解決のままだった部分は
ズバッと指摘され、苦しい展開となってしまいました。

DSCF1967.JPG (2.8 MB)

芋煮2009


集合写真with前川研
先日、前川研と合同で芋煮を行いました。

今年は去年と違って快晴の中、芋煮を開催できました。
しかも今年は宮城風と山形風の芋煮の他に、サケのちゃんちゃん焼き(最終的にバター焼きになりましたが)、さんま、ホッケ、焼きナスなど非常にバラエティーに富んだラインナップでした。


焼きなす
焼きナスは大量購入しすぎたナスの消費のために焼いていたのですが、及川さんの作ってくれた門外不出のタレ(その場で調味料を混ぜて作ったから再現不可能というだけなんですが…)が非常においしかったです。

また、今年もひっそりと山形風芋煮の〆としてカレーうどんを作りました。
これから徐々に〆のカレーうどんを普及させたいと思います。。。

国際学会 in トロント (カナダ)

6月28日〜7月3日にカナダのトロントで開かれたSolid State Ionics 17th (以下SSI) で発表を行ってきました。
今回の旅では非常に多くの事件が起きたので、学会の様子に加えてそれらを報告したいと思います。


トロントの街並
<アメリカにて(壊されたスーツケースの鍵)>
今回、日本からデトロイト空港を経由してトロントに入りました。
入国審査をなんとかパスして、トロントのピアソン空港で荷物を受け取ると…僕のスーツケースがテープでグルグル巻きにされているではありませんか。

有名なことらしいのですが、アメリカに飛行機で入る場合、預け入れ荷物(スーツケース)はUNLOCKにしなければいけないらしいです。
僕は、そんなことはつゆ知らずスーツケースはガッチリLOCKして預けました。
そして案の定INSPECTIONにあい、3つあるカギのうち1つが壊されて半開きに…

皆さん、アメリカに入国する場合はUNLOCKにしましょう。。。

「NEDO水素貯蔵材料先端基盤研究事業(Hydro☆Star)」における水素貯蔵材料を対象とした新しい実験・解析技術の活用に係る公募について

NEDO技術開発機構では、「水素貯蔵材料先端基盤研究事業(Hydro☆Star)」の中で、材料の水素貯蔵メカニズムを明らかにするために、様々な基礎研究を通して新しい実験・解析技術を構築しています。

当研究室と先端材料解析学分野では、同事業の参画研究機関として、「水素貯蔵材料におけるM-e-H間相互作用のNMR分光解析」を実施しています。固体NMRは、水素貯蔵材料における水素の結合状態やそのダイナミクスの観測において大変有用な手法です。そこで、本研究開発では水素吸放出条件下での固体高分解能多核NMR測定をin-situで可能とする高温NMRプローブおよび雰囲気制御試料ホルダーの開発を行いました。

同事業では、これらの実験・解析技術をより高度化し、実用的な水素貯蔵材料の開発指針を産業界に提示することを目標としており、このほど、同事業と産業界等との連携を推進する一環として、実験・解析技術の活用に係る公募が実施される運びとなりました。

セリウム酸化物ナノ粒子のプロトン伝導性発現に関する論文がSolid State Ionicsに掲載されました。

セリウム酸化物は、酸化物イオン伝導体、紫外線吸収材、機械化学的研磨材など幅広い分野への応用が期待されている機能性セラミックスです。本研究室では、セリウム酸化物ナノ粒子の合成とその電気特性評価の研究に取り組んでいます。今回、6万気圧の超高圧下で緻密化されたサマリウム添加セリウム酸化物ナノ粒子においてプロトン伝導性が発現することを見出しました。本論文では、セリウム酸化物ナノ粒子の合成方法(均一沈殿法およびUVレーザー光分解法)、得られたナノ粒子の透過電子顕微鏡観察、水蒸気吸着特性とそれに伴うプロトン伝導性の発現を報告しています。

UVレーザー光分解法による貴金属ナノ粒子の合成に関する論文がNanoscale Research Lettersに掲載されました。

本研究室では、酸化物や貴金属ナノ粒子の合成とその機能性評価に関する研究を行っています。今回、波長248 nmの紫外(UV)レーザーを前駆体溶液に直接照射することで、粒径0.5–3 nmのFe-Ptナノ粒子コロイドを作製することに成功しました。論文では、合成条件、得られたFe-Ptナノ粒子の構造、さらに、コロイドの光吸収特性などが評価されました。UVレーザー光分解法は、溶液へのレーザー照射で簡便にナノ粒子コロイドが作製できることが特徴です。詳細は以下の論文をご覧ください。

Nanoscale Research Letters, 4 (2009), 565-573.
http://dx.doi.org/10.1007/s11671-009-9281-2

新歓2009


新歓の様子
 4月3日に研究室に新しく配属されたB4&M1の歓迎会を岡田研と合同で行いました。

 高村研には新しく研究室配属でB4が4人と外部からM1が1人、計5人が加入しました。『今年の新4年生はおとなしい』という評判がありましたが、歓迎会では全くそんなことは無かったです。

みんなそれぞれ個性を持っている感じで、楽しくなりそうです。

 

固体イオニクス2008

 upするのが遅くなってしまいましたが、12月4日から3日間東京で行われた『固体イオニクス討論会』に出席してきたので報告します。

聴講風景

 個人的には、久しぶりの東京(人生で2度目?)、且つ初めての学会ということでかなり前からテンション上がりっ放しでした。
 実際に参加してみての感想は、学会は程良く打ち解けたムードで進行していたのが印象に残っています。また、出席されていた先生方の質問は的を得ているものが多く、勉強になりました。

店を探索

 ここからは、余談です。。
 左の写真は、昼食を取る店を探してさまよっているところです。学会中に困ったことの一つに、この『昼食の店探し』がありました。ただ、入った店で食べたものは全部おいしかったです。